knowledge豆の豆知識

大豆にはどんな栄養があるの?

大豆の一粒には、実に様々な栄養が詰まっています。タンパク質をはじめ、ビタミンE、葉酸、カリウム、脂質、糖質、ビタミンB1、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅など、栄養素の種類がとても豊富です。その他にもビタミンやミネラルの含有量が多いのも特徴です。その一方で、大豆にはコレステロールが全く含まれていないこともわかっているのです。

大豆に含まれる「タンパク質」に注目!

大豆が持つ栄養のなかでも特に注目したいのは、タンパク質です!国産大豆(乾燥)は、100g中に33.8gものタンパク質を含んでいます。タンパク質は、私たちの臓器や筋肉、血液、皮ふ、髪などを構成する上で欠かせない成分で、なんと肉にも匹敵するほど豊富なタンパク質を含んでいるのです。またの名は「畑の肉」と言われるほど!ただし、タンパク質と一口にいっても、肉に含まれるタンパク質と大豆に含まれるタンパク質には大きな違いがあります。例えば、大豆のタンパク質は《肉のタンパク質に比べて低カロリー》その為大豆と同量のタンパク質を肉から摂取すると、肉に含まれる余分な脂質も同時に摂取しやすくなります。

大豆に期待される健康メリットって何?

まずは良質なタンパク源であることです。タンパク質が不足すると、体内にすでにあるタンパク質が分解されて使われるため、体力が落ちてしまいます。また、血管が弱くなったり、子どもの場合は体の成長に影響を与えたりする可能性も考えられるでしょう。毎日適度なタンパク質を摂取することは、健康を維持するうえでとても大切なことなのです。タンパク質とあわせて注目したいのが、大豆の機能性成分です。細胞の構成に欠かせない「大豆レシチン」や、抗酸化作用を持つ「大豆サポニン」、善玉菌のエサとなる「オリゴ糖」、女性にうれしい働きが期待される「大豆イソフラボン」など、大豆には健康を支える成分が豊富に含まれています。